現実という幻想世界を創り出している仕組み
こんにちは、今朝の個人的な気づきを共有します。
現実は全て自分が創り出している幻想である、とはスピ界ではよく言われていることなのですが、最近は未来のスパコンのバーチャルリアリティワールドだという話もあり、それはちょっと寂しいな、と思っていて、今朝インスピレーションで、パラマハンサ・ヨガナンダの師匠であるスワミ・スリ・ユクテスワ著「聖なる科学」を読み返し、写真↑のようなことが書いてあったのを再認識しました。
すべてのすべてである神 (Prime Creator) の二大性質は、「全知の愛」と「全能の創造力」で、その無限の創造力から聖音(オーム、アーメン、コトバ)が生まれ、その聖音の別側面として、時間(永遠不変なるものに変化を与える観念)、空間(永遠一体なるものに区別を生じさせる観念)、宇宙原子(幻想/マーヤの根源粒子)の四つが一体となって生まれた。
「全知の愛」の現れである聖霊の光を受けて宇宙原子が磁化し、意識(知性、愛)である心(チッタ)を生み出す。それは、「全知の愛」に引きつけられる一方の磁極(理性/英知)をなし、もう一方の磁極として、心の中に分離意識すなわち自我意識(人の子)が生じ、「全能の創造力」の性質である反力を帯びて神の一体性から遠ざかろうとする。
さて、本題ですが、
この自我意識(人の子)が、もとの親であるの宇宙原子から感覚的幻想世界を創り出し、それを良かろうが辛かろうが喜びとして体験する、
ということらしい。
これが現実創造の仕組みであるらしい。
成る程、ここまで具体的な説明はなかったな。
聖書の放蕩息子の帰還のエピソードを思い出す。
人の子は、人生の喜びを求めて旅に出て幻想世界を体験する。でも結局は神の愛に引き寄せられて家に戻っていく。
という感じだろうか。