目覚める、ということ
我々が体験している現実は、幻想である。
想いがリアルなカタチをとった現想である。
いくら行動しても、実は少しの移動も少しの時を経てもいない。なぜなら空間も時間も幻想であるからだ。
空間とは宇と称し、永遠一体であるものに、アナタとコナタとソナタという区別をつくる幻想である。
時間とは宙と称し、永遠不変であるものに、過去現在未来という変化を生じさせる幻想である。
空間と時間は表裏一体となっている。
宇宙は、神が自らを体験的に知るために創り出した幻想システムである。
体験するためには、時空連続体の中でストーリーを創らなければならない。
その幻想システムを看破しつつ、それを楽しむのが人生である。
神の代理人として、それぞれの立場で人生を体験することが、我々人間の使命である。神の代理人として、自らの人生経験を神に納めるのが、我々の仕事である。それが故に神の特性である創造性を与えられた。(人は神に似せて創られた)
この現実を幻想として看破するのが、目覚めるということである。
幻想で最もだまされやすい感覚、視覚をさえぎることは、目をつむって想うこと、すなわち瞑想することである。
顕在意識が起きている状態で、潜在意識やその奥の超意識がささやいていることを認識する行為が瞑想するということである。
潜在意識や超意識にアクセスするのは瞑想であると言ったが、それはチャネリングでもある。チャネリングとは文字通り周波数を合わせるということで、普段から無意識にやっていることだ。
潜在意識とは、主に身体の自動運転システムで、それに周波数を合わせるというのは、身体の言っていることに耳を傾けるということ。
超意識とはハイヤーセルフ、スピリット、グループソウルと言ってもよく、ほとんどのことを知っていて、さらに全知である超絶意識のポータルになっている。
顕在意識を静め、無心の心になって超意識/ハイヤーセルフが語ることに耳を傾ければ、全てうまくいく。
ハイヤーセルフに否定の文字はない。否定は顕在意識/マインドだけが想像できる。
インスピレーションに沿って行動する前にマインドで思考すると、否定が始まって行動を断念してしまう。
だから思考する前に行動すれば、ハイヤーセルフの意向にそうことができ、全てがうまくいく。
それが、思考ー言葉ー行動の、通常のプロセスを逆転させる方法である。