幻想から目をそらさず、急所を差す
自分:
もう"苦"は充分すぎるほど味わいました。"楽"でこの窮地を脱出したいです。
ハイヤーセルフ:
......
少しの余裕もなく、焦るばかりだ。
焦らないように現実を見まいとしても、むこうからやってくる。
これもあなたが意図したものだ。ただ今回のは、より大きな波のように見える。
このサバイバル・ゲームの大ボスのように見える。
この大ボスを倒せばステージが上がる。
いま目の前の怪物と取っ組み合いの間合いだ。
そういう窮地のとき、幻想から目をそらすのではなく、落ち着いて怪物の急所を探し出せ。そこを自分の武器で差すのだ。
そうすれば怪物は消える。
あなたは今まで目をそらすばかりだった。
"これは幻想だ、自分が創っているのだから、自分が目をそらせば消えるはずだ"
とね。
それでは幻想は本物らしく見えない。ゲームとしてつまらない。
簡単すぎるゲームほどつまらないものはないからね。
落ち着いて怪物の急所を探せ。そこを差すのだ。
あなたは武器をたくさんもっているのだから。